- 2025/10/07 掲載
ブラジル中銀総裁、経済の堅調さ示す明確なシグナルを強調
ガリポロ氏は、経常赤字は景気拡大の典型的なシグナルであり、労働市場の強さを疑問視することは「統計の否定」につながると指摘した。
また、現在のインフレは公式目標の3%から大きくかけ離れており、インフレ目標の達成は政策当局者の約束だと強調した。特に、サービス価格の動向はインフレ目標の達成と整合性がとれない水準にとどまっていると付け加えた。
ブラジル中銀は先月、2会合連続で政策金利を約20年ぶりの高水準に据え置いた。
ガリポロ氏は、中銀は「非常に長い期間にわたって」政策金利を据え置くとの見通しを繰り返し伝えていると説明。市場のインフレ期待が目標から乖離している事態は依然、金融政策委員会の全委員が不快に感じている問題だと話した。
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