- 2025/10/07 掲載
大和証券、日経の年末予想4万9000円に引き上げ 高市新総裁就任で
自民党総裁に高市早苗氏が就任し、成長期待が高まるとみているほか、為替を円安方向に見直したことも寄与した。米景気軟着陸期待の追い風を受けながら、26年にかけても緩やかな上昇を見込んでいる。
一方、企業業績の伸長を織り込んで日経平均PER(株価収益率)の前提も19倍から21倍に引き上げた。25年度のEPS(1株当たり純利益)前提は2331円。
リポートでは、金融緩和と財政出動、成長戦略の「3本の矢」による経済政策アベノミクス始動に伴い13年4月には、予想PERが24倍弱まで上昇した経緯があると指摘。今回は、大規模な金融緩和は織り込めないものの、当時と同様の政策推進期待がPERを押し上げるとみている。
日経平均は高市氏が4日の自民党総裁選で勝利したことを受け、週明け6日に急騰し、7日も前営業日比6円12銭高の4万7950円88銭と終値ベースの史上最高値をわずかながら更新して取引を終えた。
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