- 2025/10/07 掲載
東京株、小幅に高値更新=3営業日連続、AI関連株が支える
7日の東京株式市場は、人工知能(AI)関連株の買いに支えられる展開となった。日経平均株価の終値は前日比6円12銭高の4万7950円88銭と、小幅ながら3営業日連続で過去最高値を更新した。東証株価指数(TOPIX)も高値を更新した。
6日の米国市場で、AIデータセンター関連の提携を発表した半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の株価が急上昇。これを受けて、7日午前の東京市場でもAI関連銘柄の一角が買われ、日経平均の上昇幅が600円近くとなる場面もあった。「高市早苗自民党総裁による景気対策への思惑も、引き続き株価のサポート要因になった」(国内証券)とされる。
ただ、日経平均は過去200営業日の平均を20%超上回るなど「株価上昇ペースが速過ぎて、いつ反動が生じてもおかしくない」(大手証券)など警戒感も強まっていた。このため、午後は利益確定の売りが出て、株価指数は上げ幅を縮めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕終値が前日比6円12銭高で史上最高値を更新した日経平均株価を示すモニター=7日午後、東京都中央区 〔写真説明〕終値が前日比6円12銭高で史上最高値を更新した日経平均株価を示すモニター=7日午後、東京都中央区
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