- 2025/10/08 掲載
金先物が初の4000ドル台、現物も最高値 不確実性背景に買い優勢
米金先物(12月限) は4011.30ドルまで上昇。米東部時間午前11時13分(日本時間8日午前0時13分)現在、前日比0.9%高の4009.90ドルで取引されている。
金現物も上昇し、3988.59ドルと過去最高値を更新。その後は0.7%高の3986.29ドルで取引されている。
金は不確実性が高く金利水準が低い局面で買われる傾向がある。ザナー・メタルズのバイスプレジデント兼シニア金属ストラテジスト、ピーター・グラント氏は「米国の政府機関閉鎖に起因する安全資産への資金流入が続き、金に堅調な買いが入っている」と述べた。
米国の利下げ観測のほか、政治、経済の先行き不透明感やドル安などの多様な要因で押し上げられ、金価格は年初来51%上昇。 ゴールドマン・サックスは7日、2026年12月の金価格予想を1トロイオンス当たり4900ドルとし、従来の4300ドルから引き上げた。
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