- 2025/10/08 掲載
アルゴリズム活用ファンド不振、年初来はプラス維持も=ゴールドマン
6日時点で、システマティック・ヘッジファンドの10月のリターンはマイナス1.8%程度。4日間の取引でのリターンとしては、過去約2年で最低水準となった。取引が増えていたことや、損失を抑えようと売り注文が重なったことが要因だ。
資産価値の上昇を見込んだロングポジションと、下落を予想したショートのいずれも損失を出した。
アーレン・キャピタル・マネジメントのマネジングディレクター、ブルーノ・シュネラー氏は「過去4日間に起きたのは、企業収益や経済指標の再評価でなく、テクニカルなレバレッジが縮小する現象だ」と述べた。ゴールドマンは、米欧で「主にショートの側で痛手を被った」と指摘した。
米国の代表的な株価指数であるナスダック総合とS&P総合500種はいずれも最高値水準にある。また、人工知能(AI)関連の取引は引き続き活発に推移している。
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