- 2025/10/08 掲載
トヨタ、小型ドローンシステム開発を検討 未舗装路で運転支援
David Shepardson
[ワシントン 7日 ロイター] - トヨタ自動車は7日、主に未舗装道路などでの車両運行を支援する小型ドローン(無人機)システムの開発を検討していると明らかにした。
同社は米連邦航空局(FAA)への提出書類で、同システムは降車が危険な場所での状況認識を高めることを目的としていると説明。
「車両の周囲や下方など、周辺環境の視認情報を提供することで、ドライバーはより安全なルートを計画し、車両操作を向上できる」とした。
また、ドローン飛行は主に車両の近くで行われるが、「操縦者は場合によってドローンに木々の上空を飛行させ、自身の位置確認や地形の把握に用いる動画を撮影することもある」としている。
米運輸省は8月、「視界外飛行(BVLOS)」のドローン展開を加速するための新たな規制案を明らかにした。荷物配達など商業利用を進める上で鍵となる。トヨタは同省の案に対してコメントを提出した。
同社はドローンシステムの導入をまだ確定していない。広報担当者は「トヨタはさまざまな分野で常に新技術に取り組んでおり、現時点で発表すべき製品計画はない」と述べた。
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