- 2025/10/09 掲載
NY市場サマリー(8日)=ドル一時152.99円、S&Pとナスダック最高値
こうした動きのほか、政府機関の一部閉鎖により経済指標の発表が遅延していることも、ドル高要因となっている可能性が高い。
取引終盤のドル/円は0.53%高の152.7円。一時、2月14日以来の高値となる152.99円を付けた。
ユーロは0.33%安の1.1616ドル。一時、8月27日以来の安値となる1.1597ドルを付けた。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 国債利回りが上昇。8日実施された10年債入札への需要はさえず、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨にサプライズ要因がなかったことで、利回りは一時の下げから上昇に転じた。
指標となる10年債利回りは0.6ベーシスポイント(bp)上昇し、4.133%。
2年債利回りは1.4bp上昇の3.586%。
2・10年債利回り格差はプラス54.5bp。
30年債利回りは0.1bp上昇の4.727%。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> S&P総合500種とナスダック総合が反発し、終値での過去最高値を更新して取引を終えた。利下げ見通しの手掛かりを得ようと米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に関心が集まる中、ハイテク株に買いが入った。 人工知能(AI)関連の大型株への買いを追い風に、ナスダックが1%超上昇。ダウ工業株30種はほぼ横ばいで引けた。 半導体株がアウトパフォームした一方、エネルギーや主要消費財、住宅建設は下落。米抵当銀行協会のリポートによると、先週の住宅ローン需要は金利の低下にもかかわらず4.7%減少した。
金価格の高騰を受け、金鉱山大手ニューモントが1.7%高、ゴールド・フィールズが3.7%高となった。
パソコン大手のデルは複数の証券会社による目標株価引き上げを受けて9.1%上昇した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 安全な資金逃避先として買いが集まり、4営業日続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比66.10ドル(1.65%)高の1オンス=4070.50ドル。中心限月の清算値ベースで、4営業日連続で最高値を更新した。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> ロシア産原油の供給混乱をめぐる警戒や持ち高調整の買いに4営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日清算値(終値に相当)比0.82ドル(1.33%)高の1バレル=62.55ドルだった。12月物は0.70ドル高の62.02ドル。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 152.68/152.69
始値 152.72
高値 152.94
安値 152.38
ユーロ/ドル NY終値 1.1626/1.1629
始値 1.1634
高値 1.1644
安値 1.1599
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 100*20.50 4.7095%
前営業日終値 100*12.00 4.7260%
10年債(指標銘柄) 17時02分 101*00.50 4.1229%
前営業日終値 100*31.50 4.1270%
5年債(指標銘柄) 17時02分 99*18.75 3.7168%
前営業日終値 99*20.25 3.7060%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.88 3.5843%
前営業日終値 99*27.63 3.5720%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 46601.78 -1.20 0.00
前営業日終値 46602.98
ナスダック総合 23043.38 +255.02 +1.12
前営業日終値 22788.36
S&P総合500種 6753.72 +39.13 +0.58
前営業日終値 6714.59
COMEX金 12月限 4070.5 +66.1
前営業日終値 4004.4
COMEX銀 12月限 4899.4 +147.9
前営業日終値 4751.5
北海ブレント 12月限 66.25 +0.80
前営業日終値 65.45
米WTI先物 11月限 62.55 +0.82
前営業日終値 61.73
CRB商品指数 302.1191 +1.0460
前営業日終値 301.0731
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR