- 2025/10/10 掲載
米デルタ航空、第3四半期は利益が予想上回る 見通しも強気
[シカゴ 9日 ロイター] - 米デルタ航空 が9日発表した第3・四半期決算は、調整後1株当たり利益が1.71ドルと、アナリストの平均予想(1.53ドル)を上回った。法人旅行需要の回復と価格決定力の向上を背景に、第4・四半期についても明るい見通しを示した。
国内線の座席供給が急減したことで運賃が上昇。これによりデルタの価格決定力を示す重要指標である単位収益は、第2・四半期のマイナスから第3・四半期にはプラスに転じた。第4・四半期もプラスを維持するとの見通しを示している。
第4・四半期の調整後1株当たり利益は1.60─1.90ドルと予想している。LSEGのデータによれば、アナリスト予想の中央値は1.75ドル、平均は1.66ドル。売上高は前年同期比約2─4%増を見込む。
ただし、この見通しには米政府機関の一部閉鎖による影響は織り込んでいない。航空管制施設の人員不足により今週は1万3000便超が遅延しており、一部の旅行者は政府機関が再開されるまで旅行を控えている。
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