- 2025/10/10 掲載
豪サービスインフレにやや粘着性、目標内に抑制が責務=中銀総裁
ブロック氏はまた、家計消費が回復し始めており、労働市場も良好だとした。
「オーストラリアでは他の多くの海外諸国と同様に、サービスインフレが依然としてやや粘着性を示している。これは商品インフレの小幅な鈍化によって相殺されている」と述べた。
中銀は今年3回利下げを実施しているが、先週の会合では追加利下げを見送り、インフレが予想以上に根強いと警告した。これを受けて、年内の追加利下げ観測が後退した。
市場では11月の次回会合で0.25%ポイントの利下げが実施される確率が50%程度、12月の確率は60%近く織り込まれている。
利下げは今月発表される第3・四半期の消費者物価指数(CPI)に大きく左右される見通しで、コアインフレ率が高水準を示せば、少なくとも短期的には緩和は見送られるだろう。
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