- 2025/10/10 掲載
為替円安、一方的で急激な動きみられる=加藤財務相
[東京 10日 ロイター] - 加藤勝信財務相は10日、足元の円安について「一方的な、急激な動きがみられている」との認識を示した。同日午前の閣議後会見で語った。
円安の影響に関しては「さまざまな経路をたどりながらプラスの面、マイナスの面、双方の影響がある」と指摘。「影響は、その時々の国内、海外の経済状況においても異なる」と述べた。
為替相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要との考えもあらためて示し、為替の過度な変動や無秩序な動きについて「しっかりと見極めている」と語った。
会見では、自民党の高市早苗総裁が就任して以降の株高に関する質問も出たが、「株価は内外の経済状況や企業活動などさまざまな要因によって市場において決まるもの。それについてのコメントはこれまでも差し控えている」と応じた。
その上で「内外の経済、金融市場の動向については、引き続きしっかりと注視していきたい」と語った。
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