- 2025/10/20 掲載
東京株、史上初の4万9000円台=自維連立の実質合意で
週明け20日の東京株式市場は、自民党と日本維新の会が連立政権の樹立で実質的に合意したことが好感され、全面高の展開となった。前週末の米国株高の流れも引き継ぎ、日経平均株価は大幅に反発。終値は前週末比1603円35銭高の4万9185円50銭と、9日に付けた史上最高値(4万8580円44銭)を上回り、初めて4万9000円台に乗せた。
自民の高市早苗総裁が新首相に選出される公算が大きくなり、市場では財政拡張的な政策への思惑から買いを入れる「高市トレード」が再開した。17日に日経平均の下落要因となった自民と維新の連立協議が難航するとの見方が払拭され、すべての業種が値上がりした。市場関係者は「投資家が積極的にリスクを取る動きが強まった」(国内証券)と指摘した。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所=東京都中央区
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