- 2025/10/20 掲載
米韓の通貨スワップ協議せず、貿易合意に不適切=韓国中銀総裁
李氏は国会で、こうした議論は韓国が直面する課題とは無関係だと述べた。「中銀間のスワップ協定は最長でも6カ月程度の短期的な枠組みであり、コストも伴う。そのため投資の観点からは適切な手段とは考えていない」と言明した。
米財務省とのスワップ協定の可能性に関する質問に対し、「もし異なるタイプのスワップがあるのなら、期間やコストなどの詳細が明らかになった段階で適切かどうかを評価できる」と語った。
モルガン・スタンレーの韓国・台湾担当チーフエコノミスト、キャスリーン・オー氏はレポートで「為替ファシリティーに関する不確実性は残るものの、韓国がアルゼンチン型の為替安定化基金(ESF)の設置を目指しているとの最近の報道は、実現可能性が低いとみている」と記した。
「適切な選択肢は、恒久的でなくとも一時的にFRBとの常設ネットワークを確保することだろう。その期間については、2029年1月までを投資期間として明記した日本の覚書が参考になり得る」と指摘した。
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