- 2025/10/24 掲載
信越化、4―9月期純利益は12%減 通期見通しは据え置き
[東京 24日 ロイター] - 信越化学工業が24日発表した2025年4─9月期の連結純利益は前年同期比12.3%減の2578億円だった。
連結売上高は、電子材料が同7%増となったことが寄与し、1.4%増の1兆2845億円となった。一方、営業利益は全部門が減益となり、同17.7%減の3339億円にとどまった。
厳しい市況が続いている塩化ビニールは、北米で年初から年半ばにかけて需要が堅調だったものの、その後弱含み、市況も軟化したという。また、半導体市場は、AI(人工知能)関連の需要は旺盛なものの、それ以外の分野の需要は精彩を欠いたままで推移している。
26年3月期通期の純利益予想は、前年比12%減の4700億円とする従来見通しを据え置いた。IBESがまとめたアナリスト19人の予想平均値5199億円を下回った。
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