- 2025/10/28 掲載
アムンディ、第3四半期に純資金流入176億ドル ETF需要で
[パリ 28日 ロイター] - 欧州最大の資産運用会社アムンディが28日発表した第3・四半期の純資金流入額は予想を若干上回った。市場動向を追うファンドの継続的な成長とアジア合弁会社からの需要がけん引した。
新規純資金は151億ユーロ(176億ドル)に達し、同グループがまとめたアナリストのコンセンサス予想(144億ユーロ)を上回った。
米ドルやインドルピーの急落が一部の資産価値を圧迫したものの、市場価格の上昇と相まって、運用資産残高は9月末時点で前年同期比5.7%増の2兆3200億ユーロ(2兆7100億ドル)と過去最高を記録した。
クレディ・アグリコルが過半株式を保有するアムンディは、上場投資信託(ETF)事業の資産残高が初めて3000億ユーロに達したと発表した。
第3・四半期の調整後純利益は前年比0.8%増の3億4000万ユーロとなり、コンセンサス予想の3億2300万ユーロを上回った。
平均運用資産の増加に伴う純運用手数料が3.3%増加し、純収入は4.9%増の8億1500万ユーロとなった。
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