- 2025/10/29 掲載
ロスネフチ独事業は制裁対象外、米政府が書面で確認=ライヒェ経済相
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツのライヒェ経済エネルギー相は28日、トランプ米政権がロシア石油大手ロスネフチに発動した新たな経済制裁について、ロスネフチのドイツ事業は対象外だと確認する書類(コンフォートレター)を受け取ったと明らかにした。
ライヒェ氏によると、米国はロスネフチのドイツ事業がロシアの親会社から完全に分離されていると認めている。
ドイツ政府は、ドイツ国内にあるロスネフチの製油施設は2022年以降国家の管理下にあり、同国の燃料供給にとって不可欠な存在だと主張し、制裁対象に入らないことを明確にするよう米国側に要請していた。
ライヒェ氏は、コンフォートレターによって、ロスネフチのドイツ事業と取引する顧客は米国の制裁の影響を受けるのではないかとの疑念が払しょくされたと強調した。
ドイツ政府は別途声明で、ロスネフチのドイツ事業に対する制裁が恒久的に免除されるための協議を米政府と続けていると述べた。
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