- 2025/10/29 掲載
走ることでCO2削減=マツダ、バイオ燃料の試作車公開―モビリティショー
マツダは29日に報道公開された「ジャパンモビリティショー」で、車の排ガスから二酸化炭素(CO2)を回収する装置を披露した。CO2を含んだ外気を取り込んで、環境に優しいバイオ燃料を燃焼。発生した排ガスからCO2を回収し、車を走行させることによってCO2が減少する仕組みを目指すという。
ミドリムシなどを原料としたバイオ燃料を使用することで、ガソリン車に比べてCO2の排出量を約90%削減できる。さらに、CO2を吸着する金属を備えた回収装置「マツダモバイルカーボンキャプチャー」で、排ガスからCO2を直接回収。さらに最大20%の削減につなげる。
マツダはこの回収装置を搭載したスポーツクーペの試作車を公開。プラグインハイブリッド車で、モーターとエンジンの併用で航続距離800キロを実現する。
【時事通信社】
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