• 2025/10/29 掲載

SKハイニックス、第3四半期は過去最高益 スーパーサイクル長期化予想

ロイター

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[ソウル 29日 ロイター] - 韓国のSKハイニックスは29日、来年の半導体生産分を完売したと発表した。

人工知能(AI)ブームで半導体の「スーパーサイクル」が長期化すると予想。投資を大幅に拡大する計画を明らかにした。

第3・四半期決算は、AIブームで先端半導体と従来製品の需要がともに拡大し、四半期ベースで過去最高益を計上した。同社は米半導体大手エヌビディアのサプライヤー。

第3・四半期営業利益は前年比62%増の11兆4000億ウォン(80億2000万ドル)で、LSEGがまとめた予想と一致した。売上高は39%増の24兆4000億ウォンだった。

同社の株価は一時6%上昇した。

同社によると、半導体不足を背景に顧客が供給確保を急いでおり、来年分の注文を前倒しで行ったり、長期契約を求めたりする動きが広がっている。

一方、高帯域メモリー(HBM)への生産シフトにより、DRAM (記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)など従来型メモリーの生産能力が圧迫されており、「総生産量は必然的に制限された状態が続く」という。

来年のDRAMとNAND型フラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)の生産分全てについて、販売先を確保した。

9月の開発完了後に量産に入った新型のHBM4については、第4・四半期から出荷を開始する。ただ、本格的な販売拡大は来年を予定しているという。

来年のDRAM出荷量は前年比20%超の増加を見込んでいる。

同社の幹部は「DRAM在庫は極めて低水準にあり、特にDDR5製品については、新たに生産した半導体をすぐに顧客に出荷しなければ需要を満たせない状況だ」と述べた。

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