- 2025/10/29 掲載
日産社長「国内事業を再始動」、新型エルグランドとパトロール導入
[東京 29日 ロイター] - 日産自動車のイヴァン・エスピノーサ社長は29日、ジャパンモビリティショーで、「国内事業を再始動させるスタートとなるモデルだ」と強調し、大型ミニバン「エルグランド」の新型車を初公開した。刷新は16年ぶりで、同車として初めてハイブリッド車(HV)タイプを導入した。
エルグランドは日産のミニバン「セレナ」よりも大型で、高級感のある内装と広い車内が特徴。新型は4代目となり、2026年夏の販売を予定している。独自のHV技術である「eーPOWER(イーパワー)」を搭載した。
併せて、中東向けの大型多目的スポーツ車(SUV)「パトロール」を27年度前半に日本で発売することも発表。同社は現在、国内では大型SUVを販売しておらず、パトロールの導入で大型車の国内需要を取り込む。パトロールは「サファリ」という車名で07年まで販売していた。「国内市場の成長が日産の再生に不可欠」(エスピノーサ社長)として20年ぶりに国内で復活させる。
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