- 2025/10/29 掲載
コマツ、26年3月期純利益予想を引き上げ 関税コスト縮小で
[東京 29日 ロイター] - コマツは29日、2026年3月期の連結純利益見通し(米国基準)を3090億円から3200億円(前期比27.2%減)に引き上げた。為替が想定より円安に推移していることに加え、米国の関税政策によるコスト影響が従来予想から下振れると見込んだ。
通期の関税コスト予想は支払いベースで900億円と、7月時点から200億円引き下げた。今月に入って米政府関係者が表明した中国などへの追加関税の影響は織り込んでいないとした。
同時に発表した4─9月期(中間期)決算は、純利益が前年同期比12.9%減の1757億円だった。売上高は3.9%減の1兆8915億円。北米では建設機械・車両部門で関税政策による需要への影響は明確にみられなかったものの、鉱山機械の販売減や円高の影響で7.6%の減収となった。
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