- 2025/10/29 掲載
アディダス、北米の増収率が鈍化 関税が重しに
北米での「アディダス」ブランドの売上高は、為替変動の影響を除くベースで前年同期比8%増。他の地域は10─21%増収だった。
製造中止となったスニーカー「Yeezy(イージー)」は除外されている。Yeezyを含めると、第3・四半期の北米売上高は前年比5%減となった。
同社は先週、暫定決算を公表し、米国の関税引き上げに伴う追加コストの一部を相殺できたとして、通期利益見通しを上方修正していた。
人気スニーカー「サンバ」は、米国のサイトで販売価格が従来90ドルからだったが、現在は100ドルからとなっている。
ビョルン・グルデン最高経営責任者(CEO)は「米国の関税引き上げをはじめ、世界の小売業者や消費者の間には大きな不透明感が広がっており、経営環境は不安定だ」と表明した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR