- 2025/10/31 掲載
9月求人、横ばいの1.20倍=失業率は2.6%
厚生労働省が31日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同水準の1.20倍だった。求職者数、求人数ともに減少した。
有効求人倍率は、ハローワークで仕事を求める人1人に対し、何人分の求人があるかを示す。有効求職者数は0.8%、有効求人数は0.7%それぞれ減少した。10月以降の最低賃金の大幅引き上げをにらみ、求人、求職ともに動きが鈍った可能性がある。物価高騰による収益悪化で採用を抑制する動きも出ている。
総務省が同日発表した9月の労働力調査によると、完全失業率(同)は前月比横ばいの2.6%。就業者数は伸びたが、新たに仕事を求める人もいて、完全失業者数も増えた。原数値で見た女性の就業者数は前年同月比45万人増の3153万人で過去最多を更新した。
【時事通信社】
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