- 2025/11/04 掲載
JR東海と西、売上高最高=万博効果で―9月中間連結決算
JR東日本、東海、西日本の3社の2025年9月中間連結決算が4日、出そろった。10月に閉幕した大阪・関西万博の開催や訪日客需要を背景に東海と西の2社では売上高と純利益が過去最高を更新した。
主力の運輸収入では、JR東海が万博・訪日客効果で前年同期比14%伸長し、過去最高の7854億円を達成。新幹線は962億円の増収となった。営業利益も過去最高となり、丹羽俊介社長は決算会見で「コロナ禍が明けてから着実に鉄道利用が増えている」と述べた。万博を巡っては、JR西も山陽新幹線で113億円、北陸新幹線で16億円の増収効果があったという。
一方、中央線快速グリーン車を導入したJR東は同4.2%増の9158億円。高崎駅・宇都宮駅中心にビジネス利用が好調で、コロナ禍後の出社回帰の傾向が続いているという。
【時事通信社】 〔写真説明〕JR西日本が公開した万博仕様の新幹線=2024年4月、大阪市淀川区のJR新大阪駅
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