- 2025/11/05 掲載
PayPayの米上場、政府閉鎖で審査止まる ソフトバンク社長が説明
Yusuke Ogawa
[東京 5日 ロイター] - ソフトバンクの宮川潤一社長は5日の決算説明会で、決済関連の子会社PayPay(ペイペイ)が計画する米国での株式上場について「米政府閉鎖の影響で当局の審査が止まっている」と明らかにした。「これ以上はコメントを控えたい」とした。
ソフトバンクの親会社ソフトバンクグループは今年8月、米国でペイペイの新規株式公開(IPO)手続きを進めると発表し、米証券取引委員会(SEC)に上場審査のための登録届け出書を提出していた。
ロイターは10月、ペイペイが12月にも米国で上場する見通しと報じた。複数の関係者によると、9月中旬から機関投資家と対話し、時価総額が3兆円を超えるとの試算も出ていた。
宮川社長は「現在の成長スピードが今後落ちるとは思っておらず、もっと評価されてもよい」との見方を示した。
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