- 2025/11/06 掲載
VW、ホライゾン・ロボティクスと中国向けスマート車用半導体開発へ
VWは声明で、この半導体は車載カメラやセンサーからのデータ処理に使用され、製品化は3─5年以内を見込んでいると述べた。この取り組みについて「中国で中国向けに」研究開発能力を深めるとしたが、中国以外で販売される車両にこの半導体を使用するかどうかについては詳細を明らかにしなかった。
VWの中国販売は2018年ピーク時の400万台超から24年には275万台に減少した。23年には中国ブランドの比亜迪(BYD)に同国市場での販売台数で首位の座を奪われた。
VWは最大市場の中国で現地企業と共同開発した技術で製品競争力を高め、急成長する現地競合勢に追い付こうと攻勢を強めている。
VWのソフトウエア子会社カリアド中国事業のフランク・ハン最高経営責任者(CEO)は、この半導体を第3世代中国向け電気自動車(EV)アーキテクチャー(CEA)に搭載する計画を示した。30年までに中国で販売されるVWグループ社の80%がCEAで開発されるという。
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