• 2025/11/08 掲載

NY外為市場=ドルおおむね下落、米景気懸念とFRBタカ派姿勢見極め

ロイター

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[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロやスイスフランなど主要通貨に対して下落した。米経済を巡る懸念が払しょくされない中、連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢を見極めようとする動きが続いている。

FRBは10月28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定。パウエルFRB議長は政府機関の一部閉鎖が続く中で指標の不足により経済の実態を巡る不透明感が払拭されなければ、これが今年最後の利下げになる可能性を示唆した。これを受けドルは連騰していたが、4日に相次いで発表された民間部門のデータで米国の労働市場が10月は軟調だったことが示され、ドルは4日の取引で下落していた。

ジェフリーズのエコノミスト、モヒト・クマール氏は、12月の次回FOMCでの決定は「労働市場の状況に大きく左右される五分五分の情勢」になっているため、労働市場に関するわずかな情報に市場は過剰に反応していると指摘。「10月のFOMC後の記者会見でのパウエル議長の発言で12月の利下げに対するハードルは高いことが示された、という従来の見方をわれわれは変えていない」と語った。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は 0.12%安の99.56。

ドル/円は0.25%高の153.44円。ただ、ドルは対円で週初からは0.39%下落した。

ユーロ/ドルは0.15%高の1.15564ドル。ユーロは対ドルで週初からは0.26%上昇した。

ドル/円 NY終値 153.40/153.45

始値 153.11

高値 153.59

安値 153.02

ユーロ/ドル NY終値 1.1565/1.1567

始値 1.1558

高値 1.1591

安値 1.1555

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