- 2025/11/11 掲載
午前の日経平均は続伸、ソフトバンクG決算前で買い一巡後は伸び悩み
日経平均は402円高で寄り付き、601円高の5万1513円16銭まで上昇した後、伸び悩んだ。きょうはソフトバンクGのほかにも、ソニーグループが正午に決算を控えているため、徐々に様子見姿勢が強まる展開となった。
取引時間中には米連邦政府再開に向けた法案の採決が米上院で実施され、賛成が過半数に達した。市場では「米政府再開が視野に入ったものの、これまでの閉鎖による景気の減速感が懸念されており、積極的に買い上がるのは難しい」(SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長)との見方があった。
主力株では、ソフトバンクG、ファーストリテイリング、富士通がしっかり、アドバンテスト、ディスコはさえなかった。
決算銘柄では、古河電気工業、シャープ、ディー・エヌ・エーが4─5%超高、コーセーは一時ストップ安、三菱ガス化学がストップ安売り気配で前場を終了。前日に大幅な赤字転落を発表した資生堂は一時プラス転換したが、1%超安で引けた。
TOPIXは0.17%高の3323.18ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆1248億8200万円だった。東証33業種では、値上がりは医薬品、空運、その他製品など17業種、値下がりは陸運、海運、パルプ・紙など16業種となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが540銘柄(33%)、値下がりは1007銘柄(62%)、変わらずは65銘柄(4%)だった。
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