- 2025/11/14 掲載
日産、商業施設内の店舗拡大へ=販売せず、顧客との接点重視
日産自動車は14日、ショッピングモールなど商業施設内に出店する新形態店舗を現在の13カ所から2027年度以降に30カ所以上へ増やす方針を発表した。営業担当者を置かず、販売しないのが特徴。顧客との接点を増やしてイメージアップを図り、経営再建につなげたい考え。
新形態の店舗は2016年から展開し、関西や関東を中心に出店している。幹線道路沿いの通常店舗は来店予約が必要なのに対し、新形態店舗は買い物ついでに寄ることができ、気軽に展示車両に触れながら、説明を受けられる。
新形態店は新型車や特別仕様車も展示するほか、子ども向けのイベントなどで集客につなげる。実際の販売は近隣店舗で行う。日産の調査では、顧客の9割以上が店舗で購入したいと考えているが、約35%が来店しにくいと答えた。
【時事通信社】 〔写真説明〕日産自動車がショッピングモールなどに出店する新形態店舗(同社提供)
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