• 2025/11/19 掲載

ブルー・アウルがファンド償還制限、プライベート市場に新たな懸念

ロイター

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Manya Saini Isla Binnie

[18日 ロイター] - オルタナティブ資産運用会社ブルー・アウルが、合併を控える同社のファンドの1つで資金引き出しを制限したことから、3兆ドル規模のプライベートクレジット市場に新たな不安が広がっている。

クレジット市場では特に米修理・交換用自動車部品メーカーのファースト・ブランズと米サブプライム自動車ローン会社のトライカラー・ホールディングスが9月に相次いで破綻したことを受け、今年すでに警戒感が高まっている。

ブルー・アウルは今月、上場しているブルー・アウル・キャピタル・コープと非上場の事業開発会社(BDC)ブルー・アウル・キャピタル・コープIIの2つのデットファンドを合併させる計画を発表した。

しかし、非上場ファンドの投資家は2026年第1・四半期に予定される合併が完了するまで、資本金の償還を受けられない。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は16日、私募ファンドの投資家は現在の価格では投資の一部でペーパーロスを被る可能性があると報じた。

これは投資家が持ち分を、上場ファンドの価値と交換するよう求められているためだ。同ファンドは現在、資産の記載価値に対して約20%のディスカウントで取引されている。

ブルー・アウルは17日に別の声明で、非上場ファンドの保有者は上場ファンドが支払う高い配当率が適用されるようになると述べた。

同社の広報担当者は17日の声明以上のコメントを控えた。

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