- 2025/11/20 掲載
金利正常化、適切なペースで=基調物価2%の定着確認へ―小枝日銀審議委員
日銀の小枝淳子審議委員は20日、新潟市で記者会見し、「金利の正常化は適切なペースで進めていくことが必要」と述べた。日銀が金融政策を検討する上で重視する基調的な物価上昇率については「総じて見れば2%ぐらいになっている」との見方を示し、「それが定着しているかを確認していく段階」だと指摘した。
小枝氏は、利上げを速やかに進めるべきか問われ、「足元の経済・物価状況について確認しながら判断していく」と強調。「海外経済の不確実性が継続する中、国内企業の賃金の設定行動がどういう状況になっていくかを見る」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する日銀の小枝淳子審議委員=20日午後、新潟市
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