- 2025/11/27 掲載
外貨準備、2年内にドルから多様化=金の重要度高まる―中銀調査
【ワシントン時事】中央銀行の政策などに関するシンクタンク「OMFIF」が26日公表した調査によると、各中銀の外貨準備で米ドルは支配的な地位を当面維持するとみられるが、半数以上の中銀が1、2年内に資産構成の多様化を進める意向だ。また、ドルに次ぐ準備資産として金の重要度が高まっている状況も明らかになった。
調査には、ドイツ連邦準備銀行や韓国銀行など欧州、アジア、アフリカ、中南米の10中銀が参加。ドルは今後10年、世界の準備資産の5割以上を占めると予想された一方、国際政治の「分断」や米財政への不安などを背景に、58%の中銀当局者が「今後1、2年で準備資産の多様化を計画している」と回答した。
【時事通信社】
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