• 2025/12/02 掲載

英中銀、AI・プライベートクレジット・国債レポのリスクを指摘

ロイター

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David Milliken

[ロンドン 2日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)は半年ごとの金融安定性報告書で、AI(人工知能)に投資する企業の過大評価、大企業へのリスクの高い融資、国債の一部取引などを背景に英国の金融システムに対するリスクが今年高まったと述べた。

「グローバルリスクは依然として高まっており、世界のマクロ経済見通しにおける重大な不確実性が続いている。主なリスク要因には、地政学的緊張、貿易・金融市場の分断化、ソブリン債市場への圧力などがある」とも指摘。多くはこの数カ月で中銀高官が強調しているリスクだ。

また、英国債レポ市場におけるヘッジファンドのレバレッジ借入が先月1000億ポンド(1320億ドル)近くに達し、少数のヘッジファンドに支配されていることに言及。「このことは市場参加者が過去の基準を逸脱した相関関係の変化など、潜在的なショックを考慮したポジションのリスク管理を徹底する必要性を裏付けている」と述べた。

中銀は、国内銀行部門には十分な資本があり、国内企業・家計部門の総負債は依然として少ないと判断したが、海外や金融市場の他の分野にリスクがあるとの認識を示した。

中銀は今後、プライベート市場のエコシステムの耐性に焦点を当てたストレステストを実施する予定。詳細は今週中に明らかになる見通し。

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