- 2025/12/03 掲載
胴体パネル品質問題、年末納入への影響見極め中=エアバスCEO
[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスのギヨーム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は2日、ロイターに対し、新たに発覚した主力小型機「A320」シリーズの胴体パネルの品質問題が年末の納入に及ぼす影響を見極め中だと述べた。
同社は通年の納入機数目標を「820機前後」としてきたが、11月にA320シリーズでソフトウエアの不備が明らかになり、既に目標達成に苦慮している。
フォーリ氏は、11月の納入が「弱かった」と認め、12月の計画を達成できるかは「疑問だ」と発言。12月の納入状況を「数時間ないし数日中に」見極め、12月と1月の実績への影響について数日中に明らかにする可能性があると述べた。
フォーリ氏は、今回の問題は生産には影響していないと強調した。
胴体パネルの品質問題は1日にロイターが最初に報じたもので、フォーリ氏がこの問題で公式に発言するのは初めて。
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