- 2025/12/03 掲載
米ネットフリックス、WBDとの事業統合で消費者に恩恵と主張
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収に名乗りを上げている米動画配信大手ネットフリックスがWBDとの最近の協議で、WBDの映画制作スタジオ・動画配信サービス部門「HBOマックス」とネットフリックスがバンドル(組み合わせ)サービスを展開することで配信コストが下がり、消費者が恩恵を受けられるとの見解を示したことが分かった。関係者2人が明らかにした。
規制当局は、大手同士の事業統合により消費者の選択肢が減って価格が上昇するとの懸念を提起する可能性があり、関係者によるとネットフリックの主張は買収を「消費者寄り」と位置づけてこうした懸念に対処するのが狙い。両社は今のところバンドルサービスを提供していない。
WBDは事業の全体もしくは一部の売却を模索している。ロイターは10月、ネットフリックスが WBDのスタジオおよび配信事業への入札を前向きに検討しており、事業統合で配信市場が再編される可能性があると報じた。
ネットフリックスは即座にはコメント要請に応じなかった。WBDもコメントを控えた。
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