- 2025/12/04 掲載
米セールスフォース、26年度収益見通し上方修正 AIエージェント好調
[3日 ロイター] - 米顧客管理ソフト大手セールスフォースは3日、2026年度(26年2月―27年1月)の収益見通しを上方修正した。力強い法人需要により、人工知能(AI)エージェント・プラットフォーム「エージェントフォース」事業が伸びると見込んでいる。
26年度の売上高見通しを、10月に示した411億―413億ドルから414億5000万―415億5000万ドルに、調整後1株利益見通しを11.33―11.37ドルから11.75―11.77ドルに、それぞれ引き上げた。
企業は繰り返しの作業や事務作業をAIエージェントに任せて簡素化する方向に動いている。セールスフォースのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は声明で「当社のエージェントフォースおよびデータ360商品は勢いをけん引しており、年間経常収支(ARR)は約14億ドルと、前年比114%の爆発的な伸びを示している」と説明した。
セールスフォースの第3・四半期(8―10月)の売上高は102億6000万ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の102億7000万ドルをわずかに下回った。
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