- 2025/12/06 掲載
NY株反発、104ドル高
【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策会合で追加利下げに踏み切るとの観測が根強く、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比104.05ドル高の4万7954.99ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は72.99ポイント高の2万3578.13で引けた。
この日発表された米物価指数はおおむね市場予想通りで、消費者調査では将来の期待インフレ率が鈍化していると示された。いずれもFRBの追加利下げを妨げない内容と受け止められ、投資家の買い安心感が広がった。ただ、主要指数が史上最高値に近づく中、高値警戒感から上値は重かった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を発表した米動画配信大手ネットフリックスは2.9%安。ワーナーは6.3%高。
【時事通信社】
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