• 2025/12/16 掲載

米、第一三共の抗がん剤など承認 乳がん1次治療用

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
[15日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は15日、特定の乳がんの1次治療に英製薬大手アストラゼネカと第一三共の抗がん剤「エンハーツ」と、スイス同業ロシュの抗がん剤「パージェタ」を併用することを承認したと発表した。

エンハーツは2019年後半にHER2陽性の乳がん患者の3次治療用として米国で承認された。既に特定の乳がん、胃がん、肺がんの治療薬として承認されており、抗体薬物複合体としてHER2陽性のがん細胞に直接化学療法剤を送る仕組み。

パージェタはロシュ傘下のジェネンテックが開発。トラスツズマブなどとの併用で、HER2陽性の転移性乳がんの治療用として12年6月に承認された。 転移性疾患についてこれまで化学療法を受けていない、HER2陽性の進行した乳がん患者1157人を対象とした臨床試験では、エンハーツとパージェタを併用した治療で、治療後にがんが進行せず安定した状態の期間(無増悪生存期間、PFS)の中央値が40.7カ月と、標準治療の26.9カ月を上回った。

患者の87%で腫瘍の縮小または消失が認められ、こちらも標準治療の81%を上回った。ただ、臨床試験に参加した患者のうち、両方の治療を合わせて16%が死亡するなど、生存に関するデータは十分にそろっていない。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像