- 2026/01/08 掲載
JPモルガン、アップルカード事業の継承で合意 ゴールドマンから
[7日 ロイター] - 米アップルのクレジットカード「アップルカード」を巡り、米銀行最大手JPモルガン・チェースが金融大手ゴールドマン・サックス(GS)からカード事業を継承することで合意した。アップルとJPモルガンが7日に発表した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がすでに報じていた。
これによってJPモルガンがアップルカードの新たな発行元となり、クレジットカード分野での地位を固める。アップルカードは米最大級の共同ブランドクレジットカード事業の1つで、未払い残高は約200億ドルに上る。
JPモルガンは2025年第4・四半期に、同ポートフォリオの前倒し購入コミットメントに関連して22億ドルの信用損失引当金を計上する見通し。
この取引は規制当局の承認が必要となり、完了は約2年後となる見込み。
マスターカードは引き続きアップルカードの決済ネットワークにとどまる。
ゴールドマンにとっては消費者向け事業からのさらなる撤退となる。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は「消費者ビジネスにおけるわれわれの焦点は絞られることになる」と述べた。
この取引により、ゴールドマンの25年度第4・四半期利益は、貸倒引当金24億8000万ドルの取り崩しにより、1株当たり約0.46ドル増加する見込み。同社によると、これはローンポートフォリオの評価減と契約解除費用に伴う純収益への22億6000万ドルの打撃、および3800万ドルの費用で一部相殺される。
アップルのクレジットカード事業はゴールドマンとの提携で2019年に発足し、手数料無料やキャッシュバックなどの特典を提供して顧客獲得を目指した。ゴールドマンは消費者向け銀行業務の柱と位置付けたものの収益が苦戦し、提携先をJPモルガンへ切り替える交渉が24年に始まっていた。
ロイターは昨年、英バークレイズとクレジットカード会社のシンクロニー・ファイナンシャルもアップルのクレジットカード事業について提携協議に乗り出したと報じている。
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