- 2026/01/09 掲載
印リライアンス、ベネズエラ産原油を許可あれば購入検討へ
[ニューデリー 8日 ロイター] - 世界最大級の石油精製施設を運営するインドのリライアンス・インダストリーズは8日、ベネズエラ産原油について許可されるならば購入を検討すると明らかにした。
リライアンス広報担当者はロイターの問い合わせに電子メールを通じて「われわれはベネズエラ産原油を米国以外の買い手が入手できるかどうか明確になるのを待っており、合法的な形で原油を購入することを考えていく」と述べた。
複数の業界筋によると、インド石油公社(IOC)とヒンドゥスタン・ペトロリアムも、許可があればベネズエラ産原油の購入を検討するだろうという。
米政府とベネズエラは今週、最大20億ドル相当となる約3000万-5000万バレルの原油を米国向けに輸出することに合意している。
リライアンスは、トランプ米大統領がベネズエラから原油を買う国に25%の関税を課すと発表したことを受け、2025年3月以降はベネズエラ産原油購入を停止した。
西部グジャラート州にある同社の2カ所の精製施設は合計で日量約140万バレルの原油を処理する能力があり、ベネズエラ産のような重質油に対応が可能だ。
ケプラーの製油・モデリング部門で主席調査アナリストを務めるスミット・リトラ氏は「ベネズエラの原油が国際市場に戻ってくれば、たとえ供給量が限られたままでも、割安価格で取引されそうで、対応可能な精製事業者にとって原料の選択肢と経済性の向上につながる」と指摘した。
またリトラ氏は、ベネズエラ産原油はインドにとってロシア産原油の購入を減らすという政治的に受け入れやすい措置を提供してくれるとの見方を示した。
インドは西側諸国から、ロシア産原油輸入を抑制するよう強く迫られている。
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