• 2026/01/30 掲載

片山財務相「マーケット落ち着いている」、円・国債の信認に配意とも強調

ロイター

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Tamiyuki Kihara

[東京 30日 ロイター] - 片山さつき財務相は30日、東京都内での衆院選候補の応援演説で、足元の金融市場について「落ち着いている」との認識を示した。高市早苗政権の経済政策を巡り、為替・国債市場の信認を得ながら進める考えも強調。財政の持続可能性と経済成長の「二兎を追う」とも語った。

片山氏は演説の中で高市氏が掲げる消費減税に触れ、今月スイスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)の場で各国に対して正当性を説明したとし、「ちゃんと財政の持続可能性を考えている。首相は財務省や財務大臣と相談している」と述べた上で、「給付付き税額控除に移るまでの間、中間所得や低所得の人がしんどいから、物価対策もあって、飲食料品だけゼロ税率ということを2年間考えようと言っているだけだ」と語った。

また、政府が閣議決定した来年度当初予算案では債務残高の対国内総生産(GDP)比を抑え込むことができたとし、「ほかの国に比べてむしろ先々を考えている。財政の持続可能性も維持している」と説明。足元の金融市場の状況について「いま落ち着いているじゃないか。落ち着いているということがこの正しさ」であると強調した。

今後の方針にも言及し、「あくまでもしっかりと国債市場、金融市場、円の信認、国債の信認にしっかりと配意する」とした上で、「財政の持続可能性と経済の成長の二兎を追っている。一兎を追うならだれでもできる。高市政権は針の穴を通すような運営かもしれないが、この4カ月私たちはそれを実行し、実現している」と述べた。

(鬼原民幸)

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