- 2026/02/06 掲載
ドイツの12月輸出が予想以上に増加、鉱工業生産は減少
Maria Martinez
[6日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が6日発表した2025年12月の輸出は前月比4.0%増となり、伸び率は市場予想の1%を上回った。米国と中国向けの増加が寄与した。
日数・季節調整済みで欧州連合(EU)諸国向けが3.1%増。EU域外諸国向けは5.0%増えた。
米国向けは8.9%増加したが、前年比では12.9%減少。EU産品の大半に課される15%の米関税が重くのしかかっている。
中国向け輸出は前月比10.7%増え、同国からの輸入は4.1%増加した。
ドイツ商工会議所(DIHK)の国際貿易担当責任者フォルカー・トライヤー氏は、25年のドイツ貿易は欧州諸国からの需要が顕著に増加したことでほぼ持ちこたえたと述べた。
全体の輸入は1.4%増加した。
貿易収支は171億ユーロ(202億ドル)の黒字となり、11月の136億ユーロから拡大した。
一方、12月の鉱工業生産は前月比1.9%減。市場予想(0.3%減)以上の落ち込みとなった。
5日に発表された12月の鉱工業受注は市場の減少予想に反して2年ぶりの大幅増となった。
キャピタル・エコノミクスの欧州担当シニアエコノミスト、フランツィスカ・パルマス氏は「受注の増加は今年初頭の見通しが改善したことを示唆しているが、生産の回復は短期間で終わるとわれわれは考えている」と述べた。
コメルツ銀行のシニアエコノミストのラルフ・ソルベーン氏は、少なくとも今年初めは工業部門がドイツの経済成長に大きく寄与する可能性は低いと指摘した。
INGのマクロ担当グローバル責任者カルステン・ブルゼスキー氏は「工業生産が(受注に)追いつくのは時間の問題だ」と語った。
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