- 2026/02/17 掲載
大型買収に最大3000億円=売上高10兆円に挑戦―ノジマ社長
家電量販大手ノジマの野島広司社長(75)は16日までにインタビューに応じ、今後のM&A(合併・買収)方針に関し、「(1件で)2000億~3000億円投じる可能性もある」と、大型買収に意欲を示した。売上高については「生きているうちに10兆円までいってほしい」と語った。
ノジマは積極的なM&Aで知られ、最大案件は2023年に約854億円で買収した携帯電話販売のコネクシオ。インターネット事業のニフティ、パソコン製造のVAIOなども傘下に収めた。
野島社長は、買収候補は「(主力の家電や携帯電話などの)デジタル商品と相互作用が出るような会社」と指摘。ただ、出資後に売却したスルガ銀行の例もあり、「買収はゴールではない。事業を強化できなければ諦める」とも述べた。
ノジマの25年3月期の連結売上高は8534億円で、30年ごろに1兆円とする目標を掲げる。野島社長は「近いうちに3兆円」にすると強調。海外事業はシンガポールやマレーシアを中心に店舗の強化を図り、早期に売上高を813億円から1000億円に引き上げたい考えだ。
ノジマは今年4月に新卒社員の初任給を最高40万円に引き上げる。野島社長は「人材育成は永遠のテーマ」とした上、「上司は部下に使われるべきだ」と現場を起点にした経営の重要性を訴えた。また、経営理念を理解する優秀な人材30人を社内の「未来会議」メンバーに選出、「後継者育成も進めている」という。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるノジマの野島広司社長=13日午後、横浜市 〔写真説明〕インタビューに答えるノジマの野島広司社長=13日午後、横浜市
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