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  • 2026/02/16 掲載

Gemini×NotebookLM連携がスゴい…カスタムAI「Gem機能」で業務が激変するワケ

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Googleの新しいカスタムAI機能「Gem」と、NotebookLMというAIツールを連携することで、組織ごとの独自の知識をAIが理解して、実務に活用できる時代が来ました。従来の汎用AIは、専門的な分野における回答の限界があったり、ハルシネーション(もっともらしい嘘)を起こしたりしてしまうという問題がありましたが、この連携はその弱点を補います。本記事では、NotebookLMの基礎的な使い方から、Gem機能との連携の具体的な方法、さらには応用テクニックまで解説していきます。
執筆:三浦 圭人

三浦 圭人

ChatGPTやクリエイティブ系AIの情報・アイデアなど発信。生成AIを使った業務効率化コンサル、AI活用アドバイザーなどを複数社就任。YouTubeチャンネル登録者数 16万人越え。イベント登壇、AI活用セミナー、AIを活用したワークフロー構築ボットの制作、SNS運用など幅広く活動。

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Gem機能×NotebookLMが連携可能に
(Photo:Thrive Studios ID / Shutterstock)

Gem機能とNotebookLMが統合…どんなインパクトが?

 従来の生成AIは、広範なインターネット上の公開データを学習ソースとするため、特定の専門領域や社外秘のナレッジを前提とした回答には限界がありました。しかし、1月のアップデートにより、NotebookLMをGemの「知識」として直接紐付けることが可能になりました。

動画で内容を知りたい方はこちら

 これは、AIの回答精度を飛躍的に高めるRAG(検索拡張生成)の技術を、エンジニアリングの知識なしに誰でも実装できるようになったことを意味します。この連携により、AIが陥りやすいハルシネーション(もっともらしい嘘)を抑制し、事実に基づいた高精度の意思決定支援が可能となります。

 また、最新のGemには、広範なWebサイトを調査してレポート化するディープリサーチ機能や、プログラムコードをリアルタイムでプレビューするCanvas(キャンバス)機能が統合されています。これにより、単なるテキスト生成を超え、リサーチからプロトタイプ制作までを一気通貫で完結できるワークフローが構築されます。この連携は「情報の断片化」という長年の課題を解決に導くため、Googleのツール群を日常的に利用する方にとって、大きく利便性が向上することにつながります。

<連携がもたらす決定的価値>
  • RAGによる信頼性の高い回答を実現できる点
  • 組織固有の文脈を理解した専門性を獲得した点
  • リサーチから制作までの工程を劇的に短縮できる点

 それでは、具体的なNotebookLM使い方やGem機能との連携方法について詳しく見ていきましょう。

情報の質を劇的に高める「NotebookLM」

 AIのパフォーマンスを最大限に引き出すための鍵は、プロンプトの記述以上に「情報の質」にあります。どれほど高度な大規模言語モデルであっても、参照するデータが不正確であれば、その出力には意味がありません。そこで重要となるのが、情報の構造化プラットフォームとしてのNotebookLMの役割です。

 NotebookLMは、Web記事やPDF、YouTube動画といった多様な非構造化データを集約し、AIが理解可能な「ナレッジグラフ」として再構成する能力を持っています。特に注目すべきは、YouTube動画をソースとして取り込める点です。動画内の音声情報を瞬時にテキスト化し、特定の解説内容を知識ベースとして統合できる機能は、情報のアップデートが激しい技術分野や市場トレンドの把握において、ほかに類を見ない利便性を提供します。

 複数の信頼できるソースを一括管理し、不要な情報を排除して「情報の境界線」を明確に定義することで、AIはユーザーが意図した正確な範囲内でのみ思考することが可能になります。操作手順は以下の通りです。

1.NotebookLMを開く:公式ページにアクセスし、「新しいノートブック」を作成して、プロジェクト専用の管理画面を立ち上げます。

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【画像付き記事全文はこちら】
画面右上の「新規作成」を選択

2.情報ソースを追加する:画面左メニューにある「+ソースを追加」から、特定のWebサイトのURLや、学習させたいYouTube動画のリンクを入力します。

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URLを打ち込んだりファイルをアップロードしたりすることでソースとして認識させることが可能

3.ソースをインポートする:候補として表示されたソースの中から、情報の信頼性を確認した上で一括選択し、ノートブック内へ取り込みます。

画像
ソースをチェックボックスで選択するUIの場合もあります

 NotebookLM活用における最大の差別化ポイントは、情報の「ノイズ」を最小化できる点にあります。

 AIが参照すべき情報を特定のノートブックに限定することで、汎用AIが陥りやすい「広すぎる一般論」への脱線を防ぐことができます。また、エラーが発生したソース(AIの読み取りを制限しているサイトなど)を即座に特定して削除できるため、常にクリーンなデータセットを維持し、実務に耐えうる高精度の基盤を構築できるのです。

<差別化のポイント>
  • 動画情報を即座にテキスト資産化できる点
  • 信頼性の高い情報源のみを厳選できる点
  • データのノイズを排除し精度を担保できる点

 続いて、Gem機能とNotebookLMを連携させた具体的な活用法について解説していきます。 【次ページ】GemとNotebookLMの連携・活用方法
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