- 2026/03/10 掲載
米HPEの2─4月期売上高見通し、市場予想上回る
[9日 ロイター] - 法人向けITサービスを手がける米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が9日発表した2026年度第2・四半期決算(26年2―4月)の売上高見通しは96億―100億ドルと、LSEGがまとめたアナリスト市場予想の95億8000万ドルを上回った。
米半導体大手エヌビディアの半導体を採用したHPEの人工知能(AI)対応サーバーの需要拡大を見込む。同時に26年度通期(25年11月―26年10月)の調整後1株当たり利益(EPS)予想を2.30―2.50ドルとし、従来予想の2.25―2.45ドルから上方修正。また、ネットワーク部門の前期と比べた増収率見通しを68―73%へ引き上げた。
第1・四半期(25年11月―26年1月)のAI関連商品の受注残高は50億ドルを超え、うち企業顧客と政府機関顧客が全体の64%を占めた。25年度第4・四半期(25年8―10月)のAI関連商品の受注残高は47億ドルだった。
第1・四半期の売上高は前年同期より約18%増の93億ドルとなり、市場予想の93億3000万ドルを下回った。一方、調整後EPSは0.65ドルで、市場予想の0.59ドルより高かった。
HPEのアントニオ・ネリ最高経営責任者(CEO)は「当社の製品・ソリューションの需要は旺盛で、全てのセグメントの受注が前年同期比で2桁増となった」とコメントした。
HPE株は9日の時間外取引で約2%上昇した。26年に入ってからは約9%下げており、競合のデルが16.4%上昇しているのに見劣りする。
米テック大手のアルファベットやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズなどは26年にAIインフラ構築のために少なくとも6300億ドルを投じると予想されている。
こうした動きが、HPEやデル、スーパー・マイクロ・コンピューター(SMC)などのサーバーやデータセンター機器の販売を押し上げる見込みだ。
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