- 2026/03/10 掲載
米ジェフリーズ、米地銀への支払い義務違反を否定
[9日 ロイター] - 米投資銀行ジェフリーズは9日、米西部アリゾナ州の地銀ウエスタン・アライアンス・バンコープがジェフリーズ本体に対して信用供与を行っていた事実はないと発表した。また、経営破綻した英住宅ローン会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(MFS)に関連する損失は2000万ドル未満にとどまるとの見通しを示した。
ウエスタン・アライアンスは6日、破綻した米自動車部品メーカー、ファースト・ブランズ・グループ向けローンに関連してジェフリーズが1億2640万ドルの支払い義務を履行しなかったとして、同社を提訴した。
これに対しジェフリーズは、ウエスタン・アライアンスが過去4年以上にわたり、ジェフリーズの資産運用部門傘下のポイント・ボニータが保有する特別目的事業体(SPV)2社に対してノンリコースローン(返済請求権が限定された融資)を実行していたと説明した。これらのローンはファースト・ブランズからの売掛債権を唯一の担保としており、ウエスタン・アライアンスはジェフリーズ本体やポイント・ボニータの親ファンドに対して保証請求権や支払い請求権を一切持たないと主張した。
またジェフリーズは、欧州部門の一つがMFSに対して、MFSから住宅ローンの借り手へのつなぎ融資を担保とするウエアハウスファシリティ(金融機関がローン債権やリース債権などの流動資産を担保として設ける融資枠)を通じて1億0300万ポンド(約1億3742万ドル)を貸し付けていたと明らかにした。ジェフリーズはこの融資枠の25%程度をすでに現金で回収したほか、約40%は有効なローンで担保されているとみている。残りのポートフォリオについては引き続き精査しているという。
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