• 2026/03/11 掲載

アジア太平洋プライベート市場、インド最有望の回答3割=マッキンゼー調査

ロイター

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Bharath Rajeswaran

[ムンバイ 10日 ロイター] - 米コンサルティング大手マッキンゼー・アンド・カンパニーとインド・ベンチャー・オルタナティブ資本協会が計50社を超えるリミテッド・パートナー(LP)に実施した調査によると、インドがアジア太平洋地域のプライベート市場で最も有望だとの回答が約31%で首位となった。インドを3位以内に選んだのは計76%に達した。この調査は10日、発表された。

投資家がアジアを再評価し、長期的な成長を求めて中国以外の市場に目を向けている中での資本フローの変化を示した。半数超はインドに焦点を当てたファンドへの配分を増やす予定だと回答した。

調査によると、LPのインド向け投資の約64%はプライベート市場が占めており、今後5年間に企業買収と成長の戦略が大きな注目を集めることが予想されている。

調査によると、インドでのプライベート・エクイティ(PE)とベンチャーキャピタルの2021―25年の取引額はその前の5年間の1.5倍超の2070億ドルに膨らんだ。一方、資産売却額は約1200億ドルと2倍超に達した。

21―25年にプライベート市場へ投入された資本のセクター別では、テクノロジー、IT、金融サービス、製薬・ヘルスケア、消費財セクターが約4分の3を占めた。

また、インドのPEおよびベンチャーキャピタルの投資額がアジア太平洋地域に占める割合は、15―19年に約12%だったのに対し、20―24年には約21%へ上昇した。

インドへの投資の魅力は主に構造的な成長のストーリーに支えられており、投資家は最大のドライバーとして起業家精神に富んだ人材、経済成長の旺盛な勢い、増加する国内消費を挙げている。

インドでのPE資金調達は増加傾向にあるものの、依然として少数の大手運用会社に集中している。より深く、より力強いプライベート市場への資本の流れを構築するためには、質の高いゼネラル・パートナー(GP)を育成する必要性が浮かび上がっている。

PEファンド、パンテオンのパートナーであるクナル・スード氏はマッキンゼーの調査について、投資家がプライベート市場への関与を強めるとともに確信を深め、より深く戦略的な関係を模索していることを示していると指摘した。

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