- 2026/03/13 掲載
米EVルーシッド、2020年代終盤にキャッシュフロー黒字転換へ
[12日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカーのルーシッド・グループは12日、2020年代終盤にキャッシュフローが黒字転換するとの見通しを示した。
同社は低価格帯モデルの投入と自動運転技術のロードマップも発表した。この中で、ハンドルとペダルのない2人乗り自動運転タクシー(ロボタクシー)のコンセプトカーを初公開した。
高級セダン「エア」やSUV(スポーツタイプ多目的車)「グラビティ」を展開するルーシッドは、2026年内の中型EV投入に向け開発を加速させており、中期的に年間納車台数を約10万台に引き上げる計画だ。
ルーシッドはコスト圧縮にも取り組んでいる。同社は12日、中期的に単位コストを50─60%削減する見通しを明らかにした。また、売上高に占める設備投資の比率も28年までに低下する見込みだ。
ルーシッドは、米配車大手ウーバー・テクノロジーズおよび米自動運転技術の新興企業ニューロと提携して、グラビティをベースにした自動運転タクシーを年内に商用化する予定。
自動運転技術の月額利用料は、顧客が選択する自動運転機能の水準に応じて69─199ドルに設定されるという。
一方、同社は現在、多くの競合他社と同様にさまざまなサプライチェーン(供給網)の停滞や輸入部品に対する米国の高関税といった逆風に直面している。先月発表した2025年第4・四半期決算では、赤字幅が市場予想を上回ったほか、26年は生産の伸びが鈍化するとの見通しを示していた。
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