- 2026/03/16 掲載
カナダ2月の就業者数が急減 失業率は上昇
[オタワ 13日 ロイター] - カナダ統計局が13日発表した2月の雇用統計は、就業者数が予想に反して差し引き8万3900人減少し、失業率は前月の6.5%から6.7%に上昇した。米国の関税措置がカナダ経済を圧迫し、サービスと財、双方のセクターで雇用が減少した。
就業者数の減少幅は、ロックダウン(都市封鎖)が実施されたコロナ禍の時期を除くと過去約17年間で最大となった。アナリストの予想平均は、就業者数が1万人増、失業率が6.6%だった。
就業者数は1月も2万4800人減少していた。
カナダ銀行(中央銀行)が基調的インフレを見極める上で注視する正規雇用者の平均時給は4.2%上昇(前月は3.3%上昇)し、2024年10月以降で最高となった。
BMOキャピタル・マーケッツのダグ・ポーター首席エコノミストはリポートで雇用統計について「単純に言って悲惨な結果だ」と指摘。「(経済は)2026年に入ってから基本的に弱い。そしてこれからは、イラン紛争に起因するエネルギーコスト高を覚悟しなければならない」と懸念を示した。
カナダのカーニー首相は記者会見で雇用統計について問われ、米関税の影響が出たとの認識を示した上で、米国に比べると労働市場はずっと良好だと指摘した。
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