- 2026/03/16 掲載
米セレブラスとアマゾン、新サービスへの半導体供給で提携
[サンフランシスコ 13日 ロイター] - 人工知能(AI)用半導体メーカーである米新興企業セレブラス・システムズとアマゾン・ドット・コムは13日、チャットボットやコーディングツールといったAIサービスの速度向上を目指したアマゾンの新サービスに両社の半導体を組み合わせて供給することで提携したと発表した。
時価総額231億ドルのセレブラスは、同業エヌビディアが旗艦半導体で使用しているような高価な広帯域幅メモリーに依存しない根本的に異なる設計のAI用半導体を構築することで、エヌビディアに対抗することを目指している。セレブラスは今年、チャットGPTを手がけるオープンAIに半導体を供給する100億ドル規模の契約に調印している。
13日発表された資料によると、セレブラスの半導体はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のデータセンターに納入されてアマゾンのAI用半導体「トレイニアム3」とリンクされ、アマゾンによるカスタム・ネットワーキング・テクノロジーに接続される。両社とも契約の規模は公表していない。
アマゾンとセレブラスは「推論」のタスクを「プレフィル」と「デコード」と呼ばれる2段階に分けて役割を分担する。プレフィルの段階では、ユーザーのリクエストを人間の言語からAIが使う言語に変換。「デコード」の段階では、ユーザーが求めている答をAIが提供する。
アマゾンによると、同社のトレイニアム3はプレフィルを、セレブラスの半導体はデコードを、それぞれ担当する。
セレブラスのアンドリュー・フェルドマン最高経営責任者(CEO)はロイターに両社の提携について、世界中の個人の開発者から最大手級銀行に至るAWSの全ての顧客がセレブラスの機能を簡単に利用できるようになると指摘。「分担して克服する戦略だ」と述べた。
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