- 2026/03/17 掲載
ヘッジファンドは直近週で金融関連株に積極的な売り=ゴールドマン
[ロンドン 16日 ロイター] - 世界のヘッジファンドは13日までの1週間で金融関連株のショートポジションを積極的に構築し、金融セクターは国際的に売り越しとなった。ゴールドマン・サックスの顧客向けノートをロイターが16日に確認して分かった。
S&P金融株指数は年初来で11%、欧州の銀行株指数は同約8%下落している。
背景には、中東情勢緊迫化に伴う世界経済の悪化とともに、金融機関とプライベートクレジットのつながりが従来の想定よりも密接な可能性が懸念されていることがある。
最近のムーディーズの報告書では、米銀が昨年6月時点でプライベートクレジット事業者に3000億ドル弱を融資していたことが明らかになった。
JPモルガン・チェースは、プライベートクレジットの主要な取引相手とされるソフトウエア企業の株価に動揺が生じた後、プライベートクレジット・ファンド向けローン債権の評価額を引き下げたと伝えられている。
アーレン・キャピタル・マネジメントのマネジングディレクター、ブルーノ・シュネラー氏は、JPモルガンの評価引き下げで他行も追随する可能性が浮上したため市場の注目が集まったと指摘。金融システム全体に波及する場合、リスクヘッジは銀行や保険、金融株指数などを通じて行うのが最も簡単な方法になると説明した。
ゴールドマンによると、地銀を除く金融のサブセクターも年初来で売り越しになっているという。
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