- 2026/03/31 掲載
ローム買収「相乗効果大きい」=デンソー、半導体事業拡大へ
自動車部品大手デンソーの林新之助社長は31日、東京都内で記者会見し、半導体大手ロームの買収について「技術的な親和性があり、シナジー(相乗効果)が大きい」と述べ、改めて実現に意欲を示した。デンソーは同日、2030年度までの中期経営計画を公表し、自動車向けだけでなく、人工知能(AI)向けなども含めた半導体事業を強化する方針を打ち出した。
林氏は、半導体事業を成長分野に位置付け、「モビリティー(移動手段)領域で培った技術、知見を新たな領域に広げたい」と語った。計画には、車載半導体の技術を産業機器や民生機器に展開することや、製造現場とAIの融合で生産性の向上を図ることで、売上高8兆円以上、営業利益率10%以上を目指すとの目標が盛り込まれた。同席した松井靖副社長は、戦略投資や自社株買いに「2兆~4兆円を投じる余力はある」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕2030年度までの中期経営計画について説明するデンソーの林新之助社長=31日午後、東京都中央区
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